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犯罪予測アルゴリズム・システムのメリットデメリット。日本企業はあるのか

犯罪が起きる可能性を予測するシステムを開発している会社があります。名前は「Singular Perturbations株式会社」でベンチャー企業です。海外では犯罪予測アルゴリズムを導入している国もありますが日本はまだまだ進んでいません。犯罪予測アルゴリズムについて整理してみます。

犯罪予測アルゴリズムとは

映画の世界のような話ですが個人にIDを振られて常にデータ管理されるそういう時代も少しずつ近づいてきているようです。

アメリカでは1994年から「CompStat」という技術を導入し、過去の犯罪データを収集・分析することで犯罪が起きる確率の高い場所を特定しようと勧められてきました。

場所から対象が人や物へと移行し、複合的に分析しビックデータと予測アルゴリズムで犯罪者や被害者になりそうな人をリスト「Heat List」にまとめる技術もできているようです。

再犯予測システム「COMPAS」

アメリカの一部の州ではすでに導入されており、顔認証技術を用いて重罪を犯す確率の高い人を特定。特定された人の中で、40年間で80%以上の人が有罪判決を受けた人とのこと。

人物に関する膨大な情報の中から、重罪を犯す確率の高い人物として5万1246人を特定したそうだ。驚くべきことに、この5万1246人は、ここ40年近くの間に、ケンタッキー州で実際に重罪を犯したとして有罪判決を受けた人びとだったのである。多少の「偽陽性」――2220人に関して重罪を犯すと誤って予測した――はあったが。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57501?page=2

刑事裁判中の被告人の犯罪歴、雇用状況、教育レベル、家族の犯罪歴、信条を含む 130 以上の情報を分析し、再犯リスクを 10 段階で評価している。その評価結果は裁判官に提出され、判決の参考にされているのである。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57501?page=2

日本で犯罪予測アルゴリズムを研究してる企業や機関

Singular Perturbations株式会社

世界最高精度の予測手法を含む独自のアルゴリズムに基づき、犯罪を予測するシステム”CRIME NABI” を提供している企業です。
リアルタイムに犯罪に関連するデータを収集し、犯罪を予測し、リスク可視化・安全な経路提案・警備人員計画・犯罪要因分析などの犯罪リスクヘッジソリューションを提供しています。

一部団体に向けたアプリ「PatrolCommunity」

– 犯罪予測に基づくルート策定アルゴリズムを一新
– モバイルアプリ機能を一新

登録された自治体のキーコードをお持ちの自治体・警備会社・団体の方のみが使用可能

企業URL

https://www.singularps.com/

日本生命

日本生命でも犯罪予測AIやアルゴリズムについて研究が進んでいます。研究員の柏村さんが公開しているPDFデータがありますので詳細は下記を。

犯罪予測AIについての研究PDF

京都府警が事件の予防を目的とした「予防型犯罪防御システム」を2016
年に導入。

https://www.dlri.co.jp/pdf/ld/2018/wt1903.pdf

犯罪予測アルゴリズムのメリットデメリット

メリット

メリットは上記してきている通り、「未然に犯罪者を特定し、警察などと連携することによって逮捕/管理できる」ことでしょう。重要犯罪は起きてしまってからは遅いです。特に殺人事件の場合、人の命がかかっているため重要度が高いです。

デメリット

データや予測をもとにどういう管理・行動をするかによりますがデータを信用するがあまり先に逮捕・なんらかの行動をしてしまった場合個人の自由が奪われてしまう可能性があります。その場合にデータの精度やロジックの改善が非常に重要になります。

紹介している日本の「Singular Perturbations株式会社」は世界最高精度の予測アルゴリズムを持ち、提供しているので今後に期待ですね。

最後に

本文途中にあるアメリカの犯罪データを見るとまだ日本は人口に対しての犯罪率など低いように見えますがこれまでの国別の犯罪率の推移、エリア別の推移など詳細について調査してみます。

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